レジャー事業は、東武興業、東武トップツアーズ、東武ホテルマネジメント等で構成され、旅行、ホテル、遊園地・テーマパーク、スキー、ゴルフ、スポーツクラブ、ロープウェイ、遊覧船等の各事業を営んでいます。

　ホテル業では、国内外における観光やビジネス等の需要に応えるべく、宿泊や料理などの高品質なサービスを通して、お客様から選ばれるホテルを追求しています。2020年には、「ザ・リッツ・カールトン日光」のほか、国内初上陸ブランドや好立地を活かした宿泊主体型ホテルを新たに東武グループに加え、より幅広いお客様にご利用いただける体制を整えました。今後も、消費者ニーズを捉えたホテルでの体験価値向上に努めていくほか、周辺における観光資源を活かすなど、地域と連携しながら収益増大及びエリアの活性化に貢献していきます。

　東武グループでは、地域に密着した多様なサービスを拡げ、沿線にお住まいの皆様に健康で快適 な生活環境をご提供するため、駅に近いエリアでスポーツ施設を運営しています。
　東武スポーツは、1984年8月の開業以来、安全・安心を第一に、「楽しさと健康」を提供する各種スポーツクラブを主に埼玉県と千葉県に展開し、プール・ジムマシン・スタジオ・温浴施設を完備した大型総合クラブや、ジムマシンに特化したクラブなど、それぞれ特色を持たせたスポーツクラブを運営し、沿線にお住まいの皆様にご利用いただいています。
　また、地域コミュニティの向上を目的に、キッズスイミング会員を対象としたクラブ対抗水泳大会や成人会員を対象とした各種記録会、また、キッズダンスやバレエの全クラブ合同発表会など、日頃の練習の成果を発揮いただける大会やイベントを多数開催し、沢山の方々にご参加いただくことで地域の皆様の実りある暮らしの場を提供しています。
　近年では、全国の小中学校のプール設備の老朽化に伴い、水泳授業を民間施設で行う動きが広がる中、東武沿線の複数の小学校の水泳指導業務を受託するなど、沿線自治体の教育行政が抱える課題解決にも貢献しています。
　今後も、沿線の様々なニーズにお応えするとともに、沿線活性化をより高めるべく、施設・サー ビス面にプラスαを加えたスポーツクラブ運営を推進してまいります。

東武グループでは、東武興業等がゴルフ場を経営しており、現在、栃木県内に3か所（宮の森CC、星の宮CC、東武藤が丘CC）、群馬県内に2か所（桐生CC、下仁田CC）、埼玉県内に1か所（朝霞PG）、北海道に1か所（ユニ東武GC）あります。